好奇心は鯖をも殺す

ゲーム

PlayStation VR買ったらめっちゃ楽しい!(嘔吐)

ちょっと前のことだが、PlayStation VRを買ってしまった。
あの頭になんか被って遊ぶアレ。TVとかだと、デモでみんなサメに食われそうになってるやつだ。
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上に貼ったリンクの通り、PS4本体より高いが、ボーナスが入った直後で、正常な判断力を失っていた。
計画的犯行ではないし、ゲーム機より高い周辺機器は冷静だったらなかなか買えないと思う。

DSC02394お金を払うことによって上がったテンションのまま、開封しながら写真を撮ってしまう。
DSC02395箱が凝ってる!DSC02396この辺から、どうやらケーブルとユニットの数がただ事じゃないぞという気配がしてくる。
DSC02399頭に被るやつです。
普段は自撮りなどしない精神的健康優良児の僕も、ダフトパンクごっこだ~!とパシャパシャやったのは言うまでもない。
ちなみに、実際撮ろうとすると全く前が見えないのでそこそこの難易度がある。

箱の中にはヘッドマウントディスプレイ(被るやつ)、出力ユニット、カメラ、イヤホン等が入っていて、PS4やコンセントと適切に配線してあげる必要がある。
ただ、これだけ物があるとケーブルの種類と数も大したもので、流石にソニーも不安になったのだと思う。ケーブルに①、④とか数字の書かれたタグがあり、説明書も画像入りでしっかり用意されていた。
前世の業でPCを自作するようになってしまった人でない限り、なかなかこの規模の配線はしないだろうというレベルで配線があるので頑張ってほしい。
僕の机の下は業のせいもあってスパゲティーモンスターが誕生した。

さて、準備が済んだらソフトを調達しないといけない。
今回は前から興味があった『Rez Infinite』と、酔いにくいからとフォロワーに勧められた『つみきBLOQ VR』を買った。

まずは、つみきBLOQをプレイ。
顔を動かして真上や背後にある構造物を覗けることにまず感動する。
コントローラを両手に持って動かすことで積み木を移動させられるのだが、この動作は実際に積んでる感がとてもあって楽しい。コントローラを振った勢いのままで積み木を離すと投げることだってできるし、高く積んだ塔のバランスが危うければ上から覗き込んだりもできる。
ただ積むだけでなく、パズル的なステージや、爆弾で積まれたブロックを吹っ飛ばすステージ等があり、飽きずに次々進めてしまう。
童心に返った僕は四半日の間積み木に没頭してしまった。

次はRez Infinite。
初代PSで出た『Rez』のVR版らしいが、そちらはプレイしたことがない。
音楽シューティングゲームで、射撃や敵の撃破音がBGMのビートとマッチして即興のテクノサウンドが生まれる。自分は浮遊するヒトガタとなり、あの、緑文字が象徴的であった頃のサイバーパンク的空間を浮遊しながら進んでいく。
サイバーでありながらオリエンタルな雰囲気を醸し出すステージ等視覚と聴覚ともに快を感じる。
あたりを見回せるだけでなく、頭を動かすことで、目線で敵をロックオンする感覚がありVRであることがゲーム性に大いに寄与している。
新ステージのAreaXでは、全てがきらびやかな粒子で構成された空間を漂い、音と光に身を任せる…

次に、『PlayStation VR Demo Disc』で次に遊ぶソフトを検討する。
これは5つのゲームが入った体験版集で、先の2本も含まれていた。
残りの3つは、『PlayStation VR WORLDS』、『RIGS Machine Combat League』、『DRIVECLUB VR』だ。
まずはVR WORLDS。これは例のサメに襲われるアレが入ったゲーム集で、籠に入ったまま海へ沈められるケージダイビングが仮想体験出来た。
真下を見たときの暗闇の得体の知れなさや、暗闇に光るクラゲの美しさに素直に楽しめた。
これ欲しい。

RIGSは、二足歩行ロボットに乗ってバトルやらをするゲームらしいが、自機や視点を激しく動かす必要があり、酔う。
1ゲームで酔ってしまったのでやめてDRIVECLUBをすることに。
これはリアル系レースゲームで、VR版では運転席からの視点で、車内外を見渡すことができる。
スタート前にキョロキョロ見回している間は美麗なグラフィックや視点に興奮と感動があった。しかし、操作法の詳しい説明もなく投げ出されたレースでは、車体が横滑りを起こし道路脇のバリケードに突き刺さる。その結果どうなるかと言うと、猛烈に酔う。
自分の動きと視界の動きの齟齬に加えて、自分の意志と車の動きの齟齬が合わさり、脳が混乱するのか、スタートから僅か十数秒もうどうしようもなく酔ってしまい、トイレに吐きに行く程。

結局買ったのは『サマーレッスン:アリソン・スノウ』だ。
これはプレイヤーが家庭教師に鳴ってアリソン・スノウちゃんというアメリカから来た女の子に日本のことを教えてあげるゲームだ。
リンクからサイトを見てもらえばわかるが、女の子と対話するだけのゲームだ。
オタク感が酷い。が、オタクなので買う。
ゲーム内容だが、夏の晴れ空の下(エモい)、真っ青な海の見える庭に面した縁側に座って(エモい)金髪碧眼の女の子(日本的風景とのギャップがエモい)と書道や絵本読みを通じて日本のことを教え、試験をパスさせるゲームで、基本的には上の一行目の文章で説明し終えている。

VRで見回す縁側の風景や、アリソンの美しさは勿論、PSVRユニットにイヤホンを接続することで、定位感のしっかりしたバイノーラル音声が再生され(ちなみにこれは他のゲームでもそうだ)、”そこに居る感”を引き立てる。
それだけに、視界が身体にめり込むと暗転することや、接近に対しての反応がないのはとても寂しい。
でも、でもな、そこに居るんだよ。ゲームとして面白いかどうか?知らねーよ俺はアリソンと話すんだ。

さて、めっちゃ楽しいけど、自キャラが良く動くゲームでは酔うというこのVRだが、酔い止め薬が効くという噂を聞きつけた。
どうやらVRはVRの感覚を脳が覚えれば酔わないらしく、酔い止め薬で酔いを抑えている間にその感覚を掴めば以後も酔わなくなるらしい。チートじゃん。
と思いつつも最速でドラッグストアへ走る。
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買ってきたトラベルミンの説明書きには乗り物に乗る30分前に飲めば良いと書いてあったので、プレイ30分前に飲む。
挑戦するのは十秒程度で酔いに酔ったDRIVECLUBだ。スタートして始めのカーブを曲がっ…曲がりきれず壁に衝突。酔っていない。一周する間に全く酔わなかったのでそのまま続けると、どんどん調子が上がり、1位でフィニッシュしてしまう。
RIGSも1ゲームプレイしても全く酔わない。
酔いを克服したのだ。
薬物最高!!

次の日、VRの感覚が養われたかを試すために、ドラッグに頼らず上の2タイトルをプレイすることにした。
まずはDRIVE CLUBだ。
1周目、スタートからしばらくは酔わなくなったのでは?という感覚があったものの、カーブの度にちょっとした違和感が。
後半のカーブで曲がりすぎてイン側の壁にぶつかると、脳が混乱する感覚が。
これは…酔い!
なんとか3周を完走したものの、カーブを恐れつつ酔いに耐えつつの走行となり、その後はダウン。RIGSをプレイすること無く酔いに負けてしまった。
各ゲームを1プレイするだけではVRの感覚は養われなかったらしい。
まあ、ブランコで酔うレベルで三半規管弱いしね…

しかし、酔いそうなゲームをする前に薬をキメておけば酔うこともないし、そのうち酔わなくなるとわかったので問題ない(ある)。
自キャラが激しく動かない酔いにくく面白いゲームもいいが、今後はバイオハザード7のようなゲームもしていきたい。

みんなも買おうぜPlayStation VR!酔い止めと一緒にな!
PlayStation VR WORLDS(VR専用) - PS4

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