好奇心は鯖をも殺す

日記 ゲーム

ダークソウル2のはなし。(ネタバレなし)

今をときめくアマゾンのスーパー配送技術によって発売日の数日後にようやく届いたダークソウル2。流石はアマゾン。注文から30分以内に届けることを目標としているだけのことはある。

予約特典でついてきたサントラと役に立たない地図はとりあえず置いておいてこの言わずと知れた死にゲーを始めることにした。
数多くある素性(職業のようなもの)から「持たざるもの」を選択。面白そうだし。

キャラメイクをさせる気もなくフィールドに放り出されたので、辺りをうろついてみると、崖から落ちて早速死亡した。あ、この開始直後に転落死する感じ、キングスフィールド2だ。
(※ダークソウルを開発したフロムソフトウェアの処女シリーズ、キングスフィールドや同じく一人称視点RPGのシャドウタワーは、デモンズソウル、ダークソウルの精神的前身である。)

そんなこんなでちょっと進むとキャラメイクが可能になった。今回はレベルアップ時に上げたパラメータを振り直すことができるらしいので、まじめに1時間ほどかけて顔面を弄っているといい髪型を見つけたのでダークソウル版西木野真姫ちゃんを作った。
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まあまあいいんじゃないの!今回は結構可愛い顔も作ることができるぞ。
真姫ちゃんとの楽しい旅の始まりだ!

しかし、これはダークソウル2だ。遠慮無くプレイヤーを殺しにかかってくる。持たざるもので始めたこともあって、武器はダガーしかなく(これもキングスフィールド2だ)、厳しい戦いを強いられ、そうこうするうちに死亡。
すると…
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真姫…ちゃん…!?
そう、このゲームは死ねば生身を失い亡者となるのだ。しかも、死ぬ度にHP上限が減り、最終的には半分になる。復活するには「人の像」というアイテムを使うしか無く、なかなか手に入らない上に当然一度死ねばまた亡者に逆戻りなので、ほとんどの時間は亡者状態で過ごすこととなる。
僕は悲しい。
しかたがないので、頭に覆面系の装備を纏い、生身状態と亡者状態が観測しないかぎり不確定なシュレディンガーの真姫の要領で進むことにした。

ダガーでの戦い方に慣れるまでに何度も何度も死んだ。
このシリーズは自分で自分の屍を乗り越えて成長していくゲームなので、死ぬのは間違いというわけではない。
その証拠に、死に続ける過程でダガーでの戦い方を身につけた。ダガーの素早さとスタミナ消費の少なさで攻撃して敵が怯んでいる間にスタミナを回復させ攻撃することでハメ殺すのだ。ただし1対1に限るが。

ここであることに気づく。敵が減っている。どうやら殺しすぎるか死にすぎるかすると敵が減りぬるくなるらしいのだ。
次第に減っていく敵を見て、フロムの過去作『シャドウタワー』では敵も回復アイテムも金も店のアイテムも武器の耐久度もなにもかもが有限であり、レベル上げ等が不可能で、ダメージを受けて回復アイテムを使いすぎると最悪詰む仕様だったことを思い出し冷や汗をかいたが、全ての敵がいなくなるわけではないらしく、よっぽど下手でない限り詰むことはなさそうで安心した。
下手なら少しの敵を倒しては篝火で復活させてソウルを稼ぎ、レベルを上げるか武器を鍛えれば良いのだ。

その後も死んでは進み死んでは進みを繰り返しているうちに、ダガーの攻撃で怯まない敵が登場し、戦術が崩壊してしまった。
そこで購入したのがクラブ、いわゆるひとつの棍棒である。この単純な殴りつけるだけの武器が非常に優秀で、今までの苦労は何だったのかというくらいバッタバッタと敵をなぎ倒し進んで進んで進んで進んでクラブと共にラスボスまで倒してしまった。クラブすごい。

かなり端折ったが、やはり全体的には何度も死ぬようなバランスは変わらず良い。
前作はシャドウタワーの雰囲気を感じたが、今回はパロディ要素を抜いてもキングスフィールドの雰囲気に満ちていた。KF6発表も近いぞ。

では、2周目に行ってきます。

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↑レビューを読んで欲しいし、アーカイブスで600円でダウンロードできるので是非遊んでみて欲しい。

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