好奇心は鯖をも殺す

日記

イージス艦「こんごう」に乗った

乗りました。

大分県という田舎にもたまには有名な護衛艦が来ることがあるようで、イージス艦「こんごう」と潜水艦「ふゆしお」が佐伯港という所に来ていて、土日に一般公開があるよとローカルニュースで言っていたので、日曜の午後に車を飛ばして(もらって)見てきた。
日本に6隻しかないイージス艦を見られる折角のチャンスだもんね。

急に寒さが戻ってきたこの日、港町佐伯のウリである海鮮丼を食べようとお店に1時間ほど並んだのに、結局売り切れで海鮮丼が食べられなかったことへの失望の中、佐伯港を彷徨っていると、建物より高く、遠くに見える艦橋。いたぞ!
しかし、遠くに見えている時点で場所を間違えていたので、10分ほどかけて迂回することとなった。

いざこんごうを目にして、持参したカメラで写真を撮りまくりたい所だったが、電池を充電器に挿しっぱなしで出かけてしまい、肝心のカメラは単なる荷物になってしまったので、今回の写真は全部携帯で撮ることとなった。悲しい。

駐車場に着くと元気なオタクたちが、金剛(艦これ)の痛車で乗り付けてキャッキャしていた。午前中には金剛のコスプレをした人も来ていたらしい。

遠くからでも目立つあの顔。
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イージス艦だけあってこの駐車場から見える所だけでもレーダーのレドームが沢山。
ちなみに、この記事の写真はクリックするとちょっと大きくなるのでよろしくお願いします。

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近くで見るとやはり大きい。第二次大戦で言うと、全長は巡洋艦、艦橋の高さは戦艦並だ。そりゃちびっ子もポーズを取る。
我々もこんごうをバックに撮ったが、こんごうに対して人間が小さく映ることに気づかず、カメラに寄らなかったため、顔が判別できない写真になってしまった。

こんごうは混んでいたので、先に潜水艦「ふゆしお」を見ることに。
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クジラだ。この大きさ、黒さ、クジラだ。クジラを見たことはないがたぶんこんな感じだと思う。
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無骨な感じが堪らない。ちなみにふゆしおには予め予約していた人しか入れないらしく、海面から上に出ている部分しか見ることができなかった。
ハッチが一つ開いていたので、目を凝らしてみてみると、すぐにハッチがあった。流石潜水艦だ。

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こんごうバックショット。「こ ん ご う」の文字に味がある。
横から噴き出す水はバラスト水かエンジンの冷却水あたりだと思うけど、船に詳しくないのでよくわからなかった。

乗艦~

まず出迎えてくれたのはVLS。
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ミサイルを垂直に発射することができるぞ!
ハッチの蓋にすべり止め加工がしてあって、整備のことが考えられているなぁと感心した。
「立ち止まらないでくださ~い」という声が聞こえたので、変な写真になってしまったが、立ち止まるなというのは艦橋ツアーの話だったことに気づいたため、次の写真はゆっくり立ち止まって撮ることができた。
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後部甲板から見た艦橋。
真ん中の白い奴はファランクスだよ。自動でミサイルを迎撃してくれるすごいやつだよ。

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側面にまわると魚雷発射管。酸素で発射するらしい。

前面にまわるとそこには127mm砲が。
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何か名前はあるんだと思うけど知らない。
主砲だが、現代戦のしかもイージス艦では実戦でも使う機会は少なそうだ。
勿論実戦がないに越したことはないが。
でも対地支援砲撃できるみたい。

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お顔がよく見えます。この目のように見える部分はSPY-1レーダーで、後ろ側にもある。
球状のものもレーダーのレドーム。

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対艦ミサイルハープーンもあるぞ。
写真ではわからないけれど、「ミサイル装填中」と書かれたシール(?)がなかなか雰囲気がある。

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武装以外も勿論積んでいる。普通の浮き輪にもなぜか心惹かれてしまうし、普通のサーチライトにも心惹かれる。
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双眼鏡の所に置いてあったこの踏み台がかっこ良かったので機会があればみなさん是非写真に収めて欲しい。

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艦橋内部の見学では司令室的な部屋も見ることができた。
左に見える赤いカバーのついた椅子は艦長の椅子だそうで、この反対側にも設置してあった。
この時には幼女艦長が座っていて、否応なく士気が上がる感じになっていた。

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ひと通り見て回ると、日も傾き始めていた。さよならこんごう。
対空対艦対潜水艦余裕なすごい艦なんだけど、実際に見て回ると意外に小さく感じた。
でも外から見るとやっぱり大きい。不思議だ。

次はひゅうが型かいずも型が来てほしいな。
あとオスプレイも見たい。かっこいい。

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