好奇心は鯖をも殺す

映画

『ゼロ・グラビティ』で3D映画を初体験してきた。

体験しました。

わー3Dだーアバターだー飛び出すぞーと言われていた頃、アバターがあまり面白そうに感じなかったので見に行かなかったら、元々あまり映画を見ない人間だったので今の今まで3D映画を見たことのない人間になっていた。見たかったパシフィック・リムも見ずじまいである。
そんな中、面白そうな(TL情報)映画が現れた。『ゼロ・グラビティ』である。プラネテスが好きなら見ておけとのこと。丁度プロジェクターを買うかどうか迷っていて、3D機能の有無を選ぶためにも見ておきたい所だったので見てきた。

地表600kmの軌道上でのミッションでスペースデブリ群との接触事故に巻き込まれ、漂流。如何にして生きて地球へ帰るのか。という映画。登場人物は殆どサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの二人だけ。孤独な宇宙だもんね。

やっぱり一番のウリは映像体験。監督が3Dで見ないと勿体無いよーと言っていたというのをちらっと見かけたし、確かにそう思う。
スペースデブリが次々に衝突して新たなスペースデブリを生むケスラーシンドロームの映像はとても良かったし、これどうやって撮ってるんだろうというシーンがいくつもあって目で楽しめた。
残念なのは、宇宙の静けさというものをそれなりに大事にしていて、衝突の効果音を入れなかったり(物理的には当然だけど)、台詞にもそれが出ているのに、効果音でドッキリさせるような演出があったこと。徹底してくれよ。
この映画はまさに映画館で見る映画という感じで、映像を素晴らしさを楽しめばよく、テレビで放送があってもたいして面白くないのではないかと思う。

3D映画というものは、今にもこちら側に飛び出してきそうなアトラクション的なものだと思っていたけれど、この映画では主に奥行きの表現に使っているように見えた。しかし、字幕が一番手前にずっと居座っているのは非常に気になる。慣れるまでは気持ち悪くて音声だけ聞いて字幕の方はあまり見ないようにしていたくらいに。

確かに3Dは悪くないんだけど、次からは吹き替えにしよう…
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