四畳半生活なのにプロジェクタを買ってしまった

買いました。

四畳半生活

昨年春から実家に帰って四畳半の自室で(物理的に)肩身の狭い生活をしており、独居生活では収まっていた荷物も納まらないので、引っ越し当時の段ボールがそのままになっていたりといろいろと悲惨な我が部屋。四畳半に机と椅子とお布団を置くと、満足に本棚を置くスペースもないなんて学校じゃ教えてくれなかったよ。
そんな狭さでもAVに関する興味は尽きず、以前のこの記事は、四畳半生活なのに無謀にもスピーカーを買ってしまった。という感じ。今回はAVのVの方、プロジェクタを買ってしまったので、後の人の参考になるように、如何にしてプロジェクタを選び、設置し、楽しんだかについて書こうと思う。

プロジェクタ選び

まず、今回プロジェクタを選ぶに当たって設定した条件を挙げたいと思う。

  • フルHD(1920×1080)以上の解像度
  • スクリーン等込で10万円以下(実質9万円以下)
  • 画質が良い
  • 短い投影距離でも大画面にできる
  • レンズシフトや台形補正機能がある

上に行くほど優先順位が高くなっております。

まず解像度。最近では1280×720の解像度のプロジェクターは今大分安くなっている(3万円台など)が、時代はフルHD。今時携帯電話でもフルHDの液晶が当たり前のように積まれているし、コンテンツも同様。PCの2画面目として使用することを考えると、解像度は合わせておいたほうが良い。等、金額以外で高解像度を選ばない理由はない。
次に金額だが、最近のプロジェクタは数年前と比べてグーンと安くなっていて、まず最初に手にするようなプロジェクタはフルHDでもこれを満たす物が多い。

画質について。パネルタイプによって分けると、この価格帯のプロジェクタには「液晶」「DLP」の2つのパネルタイプのものがある。なんでも、液晶タイプは液晶を透過した光をそのまま投影し、DLPは独立して動く極小の鏡が沢山配置されていて、その反射光を投影するらしい。そしてこの2タイプでは一般的にDLPの方が画質が良いとか劣化しにくいとか言われているらしいので今回はDLPを選択。
画面サイズに関しては、四畳半とはいえ、せっかくなので80インチは欲しいので、投影距離に対して何インチ出ますというのは、メーカーサイトに大抵載っているのでシコシコとチェック。

ここまでで候補に残ったプロジェクタが以下の2つ。
BENQ W1070V2


(現在はW1080ST+という後継機が出ています。)
Acer H6510HD

両方共計算上四畳半でも80インチ投影が可能で、更に3D機能が付いている。
値段はいろいろと見て回るとH6510HDの方が少し安いが、W1070V2に1mのHDMIケーブルがついていないW1070というパッケージがあるので、実際はほぼ同じ。

そしてこの2つから選んだのがBENQのW1070V2。
最大の理由は台形補正(垂直方向のみ)とレンズシフト機能が付いていること。H6510HDにはそのどちらもついていない。狭い部屋に設置することを考えると、正対するように配置することができないかもしれないし、上下方向だけとはいえ、補正ができるのは心理的に良いよね。
というわけで、プロジェクタはW1070に決定。

スクリーン選び

スクリーンに関する知識は殆ど無いし、実際に見たことがないので、良し悪しが分からなかったため、とりあえず安く、ワイド型で、80インチのものを選んだ結果、以下のものを選択。
タイプ的にはホワイトとかマットとかいうタイプらしいが、これについてはまたのちほど。

設置編

おそらくここがキモとなる。狭い部屋にどうやって収めるのか。
スクリーンにはサイズが書いてあったので、注文する前にスケールでいろいろと測ってみたが、結局よくわからなかったので、到着してから考えることにした。
下の図が、大雑把に我が部屋。説明の都合上北は画像下側に来てます。
入り口の引き戸を開けるといきなりおふとん領域だが、これはすのこベッドなので、折りたたみが可能だし、布団自体は画像右側の押入れに収納が可能。画像左上の棚は、机よりも背が低く、プロジェクタを設置するのは難がある。
机の上には、PCディスプレイ、スピーカー等があり、ここが部屋での活動の中心となる。
heya1
さて、この部屋でどうやってプロジェクタとスクリーンを配置すれば良いのだろうか。
スクリーンは天井から吊るとしても、プロジェクタの吊り金具はメーカーが用意しているが買っていないので、どこかに置く必要がある。
届く前は、スクリーンの大きさを甘く見ていたので、スクリーンを角に設置して対角線上から投影することで距離を稼ごうとしていたが、角に設置すると、わりと部屋の中央近くまで来てしまうことが判明したため、部屋の壁に平行にスクリーンを設置する方針にした。
その結果下のように。
heya2
スクリーンを部屋の入り口付近に、プロジェクタを上中下段に分かれた押入れの中段に設置。
押入れのふすまを開けるとプロジェクタが現れ、半開きの状態で投影できるしくみ。
押入れの中段は1m弱で、今使っている椅子をリクライニングさせた時のヘッドレストの高さと同じくらいで投影にちょうどいい高さである。
図ではスクリーンが棚とぶつかっているが、立体的に交差しているので問題ない。

スクリーンは南側の壁と並行に、そして壁から少し離した位置に天井から吊って設置することで昼間の一番の光源である南側の窓を塞ぐことができた。壁から少し離しているのは、一般的には天井のパネル材境目の上に柱が走っていて丈夫なのでそこに照明などを設置すると聞いたのでそれに合わせてみた。天井脆そうだもん。
天井にヒートンとかアイボルトとか呼ばれる数個で100円以下の金具を予め買っておいたので、家にあった手芸用の紐で仮に吊ったら、これが思いの外良くて仮止めが本止めのような形になって今に至る。下がその画像。3つあるうちの右側の吊り環を使用している。
IMAG0109

電源は南側の壁に、メディアの再生母艦であるPCとPS3は共に机の下に納まっているので、東側の壁沿いに這わせて押入れの中を通って配線してある。

上の配置図を見ると、机の前に座っていては自分が影になってしまうし、どこで見るんだよという疑問が浮かぶと思うので、図にした。
heya3
1、2と書いたピンクの丸が視聴位置である。

1は椅子を使って思い切り下がって見る場合。この位置まで下がると、高さ的に光を遮るものがヘッドレストと頭しかないので、もう少し右に寄れる。
中央からは少し外れているが、映画館で真正面から多少離れていたとしても特に問題がないのと同様、こちらも問題ない。また、押入れ中段の天井に逆さに固定すれば、高さ170cm程の位置から投影することができるので、真正面に入ることができる。プロジェクタの設定に上下や左右を反転させる機能があるので、筐体下側を天井にくっつけて上下反対に設置しても問題ないのだ。

2はおふとん領域。つまり寝ながら見る場合。
ビーズのスクリーンでは光は来た方に帰っていくらしいが、これはマット。下側から見ようが問題ないのだ。集中して見るわけでなければ、これでも充分楽しめる。
布団の中からAndroid端末でPCを遠隔操作すれば、PC内のライブラリから好きな動画を垂れ流せるし、PS3のコントローラを持っていれば、布団の中から出ずに大画面でゲームが出来る。
つまり、何が言いたいかというと、お布団は最高だということだ。

使用感

結論から言うと、プロジェクタ楽しい!大画面で見るアイカツ!最高!という感じ。
実際に4畳半で離れられるだけ離れて80インチの画面を見ると、視野に占める画面の割合が映画館くらいに感じるし、映画のソフトを用意すれば没入感はすごい。
この画面がテレビだと考えたら、圧迫感や熱、消費電力はものすごいだろうし、そもそも置く場所がない。その点プロジェクタとスクリーンなら、使わない時は巻き上げておけば生活空間を圧迫することもないし良い。
昼間は見れたものじゃないのではと心配していたが、遮光カーテンを閉めておけば問題ないことがわかった。
今までメインモニタはPCのディスプレイであったが、倍速液晶なんてものじゃないので、カメラが左右にパンするような動きの大きい映像では残像感が物凄くて見れたものではなかったが、プロジェクタでは全くそれがない。買ってよかった。
あと、3D機能も付いているんだけど、メガネとソフトがないのでその時が来たら評価します。

音声に関しては、プロジェクタ本体にもスピーカーはついているものの、端からそんなものを信用していないので、ヘッドホンやスピーカーを使用しているので、その辺はよくわからない。
とりあえず適当に携帯電話のカメラで写真を撮ったので、見てもらうのが早いかと思う。

アイカツ!(TVアニメ)
IMAG0112
かわいい。

Grand Theft Auto5(ゲーム)
IMAG0113
適当に獲ったら端が切れてた。ごめん。

The Last of Us(ゲーム)
IMAG0116

机の上に仮置きして入り口の引き戸の辺りの壁紙に投影した写真が合ったので貼っておく。
IMAG0080
壁紙でもそれなりに見られる気がするし、代用スクリーンの定番ロールスクリーンカーテンでもそこそこ行けそうな気はする。

プロジェクタは楽しい。キノコを取る前からマリオがでかい。
しかし、問題点もある。例えば、プロジェクタはどれもこんなものだろうし、電球よりはマシだろうが、本体の発する熱が大きいので、今の設置法では暖かくなってくると冷房なしでは怖いこと、ファンの排気音がすることなど。
熱については、暑くなってくれば押入れという閉所であることからも、プロジェクタを冷やすために冷房が必須になるかと思われる。ファンの排気音は、静音ケースに入れているPCのそれよりも大きく聞こえる。しかし、これは画面に意識が向くと全く気にならなくなる。ほんとに。それでも頭から離れた場所に設置するのがベターだろうと思う。

これもプロジェクタ共通の問題なのだが、上の写真を見ると、壁がぼんやりと照らされているのがわかる。このように、スクリーンから壁や天井に反射した光がスクリーンから直接反射して来た光とともに目に入ってくることで、黒浮きが起こる。暗いシーンなどしっかりと締まった黒になりづらくなるわけだ。
このスクリーン以外のものに反射してくる光を迷光と呼ぶらしく、壁や天井に光を吸収するような黒い布などを貼るなど明光対策をすることで、映像がグッと締まってくるらしいので、今後はこっちの改善を考えていきたい。

プロジェクタのススメ

俺の部屋は狭いから大画面は無理だな…と思っている人も、80インチくらいならどうにかなるし、6畳程度あれば恐らく100インチも行けるので、ぜひ、プロジェクタの購入を検討してみて欲しい。
大画面を用意することを考えた時に、安価で、スペースも取らないなど、部屋を暗くしておくべきであることと、光源の前に立てないこと以外のデメリットが特にないんだもん。
なにより楽しい。これが大事。
マリオがキノコ取る前からでけぇ!って言いたいがために買ったようなものだけど、それ以外にも充分使えてよい。
映画なんかを見る機会が増えそうだし、もともとよく見る人なら楽しみが増えると思う。

買おう。

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