コミックマーケットに初参加した。

関東に引っ越して来て盆休みに実家へ帰らないとなればやることは一つ。コミケでしょう。
コミックマーケットと言えばもはや説明の必要のない知名度を誇る同人誌即売会で、地方在住オタクの憧れのイベント。
個人的にも、オタクとして物心付いたころからの憧れで、一生に一度は行っておかなければと、伊勢やメッカ巡礼に並ぶ巡礼ポイントに位置付けていた。
伊勢は最近失敗したしね。

コミケと言えば始発。
参戦する3日目の2日前までにサークルチェックを済ませて始発で乗り込む予定だったが、前日夜飲みに出て当日午前に帰宅してしまったため、始発から2本目で向かうことに。まあ着時間は7分くらいしか変わらないしセーフだよね。
何とか朝起きて向かうと、始発近くとはいえ国際展示場駅に着いたのは午前7時過ぎ。これが田舎パワーだ。
この日は友人の家に泊まる予定だったため、泊りの荷物をトートバッグ、戦利品をリュックサックと分け、トートバッグはコインロッカーに預ける予定だった。
しかし、空いているはずもなく鞄2つ持ちとなった。見込みの甘さに先が思いやられる。
例の構造物のほうへ向かっていくと、列は脇の道に伸びていた。10~20列くらいで並んでいるにも拘らず、最後尾は見えない。
戦国大名でもこの人数を見れば恐れるのではという人数である。
しばらく歩くと、夢の大橋という橋の上にやっと並べるポイントが現れたので、ここで開場まで2時間半くらい並ぶことにした。ちなみにgoogleマップで見るとビッグサイトから1km以上あるぞ。

PATATTOという畳むと板のようになる椅子を持って来ていた(これは大分トリニータのグッズショップで買いました。)のでスマートに鞄から取り出して座るが、座面の硬さと姿勢からか思いのほか尻に負荷がかかり楽ではない。本を読み、頭にタオルをかけてやり過ごす。
熱中症についての講習を受けたことがあるが、水分補給を欠かすこと以外にも熱中症になりいやすい条件がいくつかあるらしい。前日の飲酒、睡眠不足、朝食を抜くことなどが挙げられていた。完全にフルコンボである。

熱中症の恐怖を抱えながら待つ。日差しで汗が噴き出すのでやはりタオルは必需品だ。人が多すぎて若干汗臭いが、お互い様なので何も言うまい。
9時半頃になると列の移動が始まった。民族大移動と呼ぶのが相応しい大集団の移動だ。周りの人を抜いたり抜かれたりしながら歩き、止まったと思ったら例のあの屋根(?)の真正面に来ていて、コミケに来たという実感が高まる。
その場で10時を迎えると「コミックマーケットを開始します」というような放送があり、辺りのオタクの群衆から拍手が起こる。これ!これです!
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そこから20分くらいしてようやく列がスムーズに動き出し、会場内へ。
東1~3ホールがぶち抜きになった会場へ入るとすでにえっちブックを買う人波が広がっていた。コミケ会場の設営時の写真を見て「これだけ通路が広かったら余裕だな」と思ったこともあったが、人が入ると別世界だ。まず目的の島に辿り着くまでにフィジカルコンタクトの嵐だ。バスケだったら開始1分で退場するレベル。
男性向けの多い3日目ということもあり、FGOやアイマスなどのブロックも大きく確保されていたが、今回はシコ第一で、性的嗜好ジャンルによって分けられた島を優先的に舐めることにした。
ちなみに、列に並ぶのが嫌いなので、壁サークルやその向かいのサークルは入場後5秒で諦めた。

「新刊ください。」「これとこれ1部ずつください。」言うたびにお金が減る魔法の呪文だ。
最初の島は、サークルチェックをしていた時にも、島一つコンプリートする勢いだったため辞めたエリアだった。結果どうなるかと言えば、手の感触でわかるレベルで財布が薄くなる。この15分そこらで一体何人の野口英世を手渡したのか。
鞄2つ持ちは邪魔になるかと思えば、戦利品を次々にトートバッグに放り込み、落ち着いたときに背中のリュックに整理するという流れがうまく機能して、効率よく回ることができたので2つ持ちおすすめしておきます。
次第に人が増えてきたのか、人の流れが大河と化していく。油断すると、あっそこに行きたいんですけどあっあーと流されていく。人間は無力だ。
もはや外で直射日光に晒されていた時よりも暑く、汗は止まらないがそうそう拭えるタイミングも来ない。
ホールの移動などを挟み、ひたすら財布からキャッシュを取り出す作業を続けていると、背中のリュックが満タンになり、体力は空っぽになった。

まだまだ発掘したいジャンルもあるし、企業ブースやコスプレ広場にも行っていないのに、正午の時点での思考は「帰りたい・シャワー浴びたい・寝たい」の三拍子だった。帰ろう。

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結局戦利品はこんな感じで厚さにすると20cmくらいになったのだが、どれ程のお金を使ったのかは考えないこととしたい。
今の時期だとどうしてもswitch+スプラトゥーンと比べてしまうから…

スケベ本画像を貼ると一発でアドセンスをBANされてしまうので、今回見つけた面白げな健全本を紹介したい。
DSC02536-2この2冊。
これがあれば科挙対策ができるし、何より皇帝になった時も安心だ。

こんな実用的(?)なコミック以外の本も手に入るコミックマーケット、非常に面白いイベントだし、地方オタクも一生に一度という気持ちで上京してみてほしい。前日の飲酒は控えて体力をつけて来るんだ。
自分も今の時点で冬にまた行きたいという気持ちがむくむくと湧き上がっているし、夏も今の時点では気が乗らないところはあるが、来年になればまた行きたくなっている自分の姿が手に取るようにわかる。
我ながらチョロいオタクだ。

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