【雑誌を読む #1】『へるぱる』は万人に知ってほしいノウハウ満載だった。

ブログを定期的に更新することができない自分のケツを自ら叩くため、今年から毎月雑誌を読んで紹介する、いわゆる月間連載(このワードは結構テンション上がりますね)企画を始めようと昨年末の記事で構想を明らかにしました。しましたが、初回がすでに1月末となっていて大変まずい。次回から頑張りますから!

雑誌を読むと言っても、そこらのコンビニに並んでいるようなものを改めて紹介する必要もなければ、皆さんのほうが詳しい可能性が高いので、各種専門分野について書かれたものを選びたいと思っています。全然知らないことのほうが読んでいて面白いし。

へるぱる 2016冬号 訪問介護事業所・サービス提供責任者・ホームヘルパーのための本です! (別冊家庭画報)
さて、そういうわけで今回選んだのが『へるぱる 2016冬号』です。「サービス提供責任者 ホームヘルパーのための本!」と表紙に書いてあるように、訪問介護に従事する人向けの雑誌です。
こういった業界誌に書かれていることを見ていくと、普段働いている中でどのような問題があるのか、また、その解決法はどのようなものなのかということが透けて見えて面白い気がするので、その辺りを気にしながら読んでみました。

目次を見るとまず出てくるのが、”片麻痺・リウマチ・椎体圧迫骨折・パーキンソン病 症状別の配慮ポイントで介助術を見直そう!”という特集。
まず初めに各症状の特徴。”リウマチは日常生活を送っているだけで関節が破壊され、変形が進行します。”など、普通の介助ではまずいということが示唆されています。というかリウマチってこんな大変な症状が出る病気だったんですね…それすら知らなかった。
その後、片麻痺の人の起き上がり時は麻痺側が下?or逆?、車いすはどこに置くべき?どのくらいの角度にするべき?お風呂はどちらの足から入るべき?など12題のクイズ形式になっていて、症状に合った対処法がわかります。しかも、解説ではこうこうこういう理由でそうしたほうがいいとイラスト付きで書いてくれているので、理解しやすく覚えやすいようになっています。
後のほうには腰痛にならないための介助法として、歯磨きやトイレなど介助者が前かがみになりがちな様々なシーンでのベストな姿勢や立ち位置が写真入りで載せられています。介護に腰痛はつきものなのだという厳しい背景が見えてきます。
第一歩をどう踏み出すのか、どこに立って補助すべきなのかなど相当に細かいレベルでノウハウが蓄積されていることに感激すると同時に、ヘルパーの方だけでなく自宅で介護をしている方々がこういった情報に当たり前のように触れられたらどれだけの人が救われるんだろうという気持ちになります。

当然ながら利用者さんも体が悪い人形というわけではないので、利用者さんの羞恥心でうまく介助をさせてもらえなかったり、すぐに怒ったりといったコミュニケーションの問題や、認知症を発症していて家にいるのに家に帰りたいとぐずったり、ノロウイルスで嘔吐したりとその他の病気の問題も多々発生するよう。そういったケースでも、こうすべき、こうしたらうまくいったなどと書いてくれている記事をを読み進めるにつれ、自分がサービスを利用しているわけではないのに、真剣に仕事に向き合うヘルパーさんに自然と頭が下がる思いがしました。

正直なところ、自分もいずれ老いるとわかりながらも、老い先短い世代のために現役世代の労力が吸われているような気がして介護事業というものに若干の抵抗があったのですが、「我々の使命は自立支援だ。」というような文章が異口同音に現れていたことや、ちょっとした角度にまで気を遣う姿勢を見ていたら(見てないけど)そんなことはとても思えなくなってしまいました。
では、全国で頑張っているヘルパーさん達に感謝しつつ今回はこの辺りで。

へるぱる 2016冬号は12月発行とのことなので、まだまだ買えるかと思います。
来月以降の雑誌はまだ決めていないので、おすすめの雑誌を教えていただければ、3ミリくらい参考にします。
よろしくお願いします。

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